こんにちは。イクメン野郎ことHIROSHIです。
この間の日曜日、2週間ぶりのチェロレッスンがありました。
結構練習をしていったのですが、悲しい結果に…。
いつものように音階
いつものようにホ長調。
いい感じ。
重音。
まあまあ。
指摘されるのも予想していたので問題なし。
音階はサラリと終了。
問題は教則本
この日一番時間がかかったのが教則本。
ドッツァー10番。

難しいのは知っていましたが、これほど時間を取られるとは…。
重音があるので苦戦はしていましたが、弾き終えて先生からひと言。
「今までおおめに見ていたけれど、今回は言わせてもらう。」
ちょっと厳しめの言葉に動揺する私…。
「今回の練習曲は、重音も難しいけれど、その前のアルペジオの音程をしっかりと取らなければダメ。(私の演奏には)気になる音が多いからちょっと気合入れて練習しよう。」
音程が取れていない感はずっとありました。
メロディラインがはっきりしている曲は覚えれば音程が取りやすいです。
が、今回のアルペジオはそうはいかない。
先生からのアドバイス
いくつかのアドバイスをいただきました。
①要所の音をしっかりと取る
開放弦で確認できる音は止まって、しっかりと確認をする。
例えばG線のド。
C線の解放と音を比べて確認をする。
同様にD線のソやA線のレ。
また、D線のミをA線と一緒にならして3度の和音にして確認をする。
要所要所で音があっているの確認をしながら取ることで、そのうち自然ととれるようになるそうです。
②2と3の指を意識
中指と薬指は無意識だと狭くなりがち。
2の指は低めに、3の指は高めを意識すること。
サポジーニコフの教則本の一番最初で確認をしているものです。
基礎の基礎がここにきて大きな壁になっています汗
普段の意識って大切ですね。
③第4ポジションの練習
第1ポジションは比較的取れているけれど、第4ポジションがヤバイとのこと。
ショック。
特に2と3の指。
第1ポジションよりも狭くなっているので、第4ポジション限定での練習が必要。
前に使っていたサポジーニコフの教則本を出して練習します。
④音階練習
やはり、ここにきても音階練習が必要に…。
私の永遠の課題なんだろうな。
以上の事を言われてからその場で意識するだけでも、音程が取れるようになりました。
今回の件で、これまで指の間隔や弦による腕の位置など、
あまり意識をしていなかったことが露呈しました。
でも、これを乗り越えれば、また大きく前進できると信じて、練習をします。
練習曲
スケルツォは合格をもらいました!

でも、私のボーイングの癖も指摘されました。
私の癖は、後から弓が加速してしまっているらしいです。
あまり意識していなかったことなので本当に癖なのでしょう。
ボーイングは初速からは基本的に加速せず、最初の発音から惰性で音を鳴らすのだそう。
私は初速よりも中間位の方が速くなっているようです。
そのせいで、日本の曲っぽいくどい演奏になっているらしいのです。
ここでも、初歩中の初歩が指摘されるという。
メトロノームを使って、ボーイングを意識してやるだけで大きく改善できました。
普段から意識したいです。
そして、メヌエット(ベートーヴェン)。
付点8分音符+16分音符という、私が一番嫌いな形が大量発生中!!
3連譜みたいになっている、とこれまで何回言われてきたことか。
メトロノームを使って練習しまくりました。
その甲斐あって、比較的良い反応でした!!
次回合格がもらえそうです。
最近先生が、これまで見逃していてくれたものを厳しく見るようになりました。
ひとつの練習曲で30分以上使うこともちらほら。
でも、それは私が指摘するだけのレベルに達したとポジティブに捉えようと思います。
次のステップに進むためにも、指摘してもらったことを意識して練習あるのみです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。